7月は値上げへは多品種へ
原料炭33%鉄鉱石13%UP
原料炭の対日価格が現状から大幅UP、鉄鉱石の対日価格も大幅UPしました。銑鉄1トン当たりの原料炭価格は6万円を上回る計算になり、素材圧力がますます進行しています。
異形棒鋼最高値更新
異形棒鋼の市況価格も前月比3%UPと上昇を続けている。市場全体の停滞感を受けて値上がりが危ぶまれていた市況商品までも値上げが進行しています。
JFEスチール追加値上げ本年累計4万円に
JFEスチールは全品種での値上げを追加で発表し、今年に入っての累計で4万円に達する値上げを発表しました。すべてが達成されると20年度のボトムから10万円の値上げになります。
床用鋼板も大幅上昇
デッキプレート・シマ鋼板など床用鋼板の値上げも進行しています。物流倉庫などの新規着工なども堅調な現状をうけての値上がりとなりました。
日本製鉄H型鋼5千円値上げ
日本製鉄はH型鋼を7月より5千円値上げを発表、今年に入ってからの累計値上げ幅は3万5千円となり、20年度のボトルから9万5千円の値上げ幅になります。これにより、条鋼類の値上げ幅も大きくなっていくと考えられます。
2022.6.30
アダチ鋼材株式会社